飲食産業で確実に利益を出して行くためには、店舗コンセプトに最も適した場所はどこかを選定する必要があり、どこに出店しても利益が出せるということはまずあり得ません。
立地選定で大切なのは、「店舗のターゲット層が誰なのか」と言うことです。ターゲット層を明確にすることによって、場所はある程度決まってきます。
例えば、客層を絞った店舗コンセプトであれば人口密度の高い繁華街などへの出店をプロデュースし、反対に、客層を幅広く集客できるのであれば、郊外でも集客は可能ですから地方での出店をプロデュースしております。
また、自店は「目的来店型」の店なのか、「衝動来店型」の店なのかを確実に決める必要があります。
目的来店型の店であれば、店前通行量や視認性をそれほど重視しなくとも商圏人口さえ重視すれば、あとは店の質を高めれば売上確保は可能です。
一方、衝動来店型の店舗であれば、店前通行量や視認性、そして店への入り易さなどが最も重視される項目になります。
 このように、店のコンセプトによって立地の選定方法は全く違い、特に新業態の開発をする際には、上記の条件をよく検討したうえで、出店しないと売上低迷を招くことになります。
だからこそ、自店の立地条件をしっかりと選定することが、多店舗化を図る上で最も大切なことになるのです。
しかし、このような立地条件がすべて満たされることはまずありませんし、満たされることがあったとしてもこのような好立地は競争が激しくなかなか希望金額で借りられることは少ないのが現状です。
このような条件を確保するにはアンテナを張っておく必要がありますし迅速に対応をする必要がありますが、それにはある程度の人脈と専門スタッフが必要になります。
弊社では数十社に及ぶ不動産業者さんと緊密に連絡を取り合い、最適なテナントを確保することに力を注いでおります。

店舗は、有名デザイナーによる斬新なデザインが施された店舗をご提案させていただいております。時にはデザイナーの方と設計段階より情報交換をさせていただいき、各地域に合った店舗デザインを提案・プロデュースしています。
各地域にマッチした最適な店舗コンセプトを組み立て、訪日外国人を意識した和風なデザインや現代風のテクノモダンなデザインなどさまざまな演出で、新たな飲食ブランドを限りなく創造しています。